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2020年12月22日 (火)

今年の一枚2020

20201222aこんばんは、サッシーです。
激動の2020年ももうすぐ暮れようとしていますね。
ワタクシも世間の例に漏れず、3月中旬からはテレワークを余儀なくされているワケですが、始めた当初は1年がこんな終わりになるとは思ってもいませんでしたね。

そんなこんなで、今年の後半のテレワークのお供に(休憩中ですよ)ずっと聴いていたのが、HAIMのWomen in Music Pt. IIIです。
HAIMと言えば、万能姉妹として知られるHAIM三姉妹のグループなわけですが、デビューして以来ずっと聴き続けて、これが3枚目のアルバムになります。
最初に聴いたのは山小屋を作るかどうか決断するまさにその頃だったように記憶しています。
三姉妹の父だからことさら思うのかもしれませんが、ずっとお気に入りのグループでもあります。
そんな3枚目のアルバムですが、いつものポップさとある種のお洒落さは健在で、この秋~冬の間はずっと聴き続けていました。

このアルバムのことを書こうとして感じるのは、HAIMってダンサブルな曲はあっても、ノリノリというよりは少し乾いた感じがするなぁ、ということですね。
まさかカリフォルニアのバンドだからというわけではないでしょう。
なんでしょうね、時代は進んで「メリークリスマス」を「ハッピーホリデー」と言うようになったり、
パートナーには依存しない。奇麗な服は着るけど異性のためではない。とか。もっと言うと、容姿端麗・才色兼備の三姉妹が、ガールズバンド的な評価を受けることを望まないのはもちろん、何かしらのアイコンとして崇めらたくもない。けどそれほど肩肘も張ってない。なんていうのがごく自然にさまになっているあたり、なにか既にワタクシの聴いてきた音楽や世界とは全く違うものになっているのを今更ながらに感じます。

たぶん乾いて抜けたと思っている水分は、ワタクシの世代含めた「過去」なんでしょう。
多様化だったり分断だったり、旧来の制度価値は解体されていくわけですが、いろんなものを置いて行って、いったいどこに向かっているのだろうと思うことしばしばです。
それを確かめようにも、そのころにはワタクシはジジイになっているわけですが。。。

クリスマスを明後日に控えて、我が家の三姉妹が逞しく生きてもらうことを願うばかりです。
ということで、今年の一枚でした。

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