今年の一枚2019

12月も後半戦に突入しました。今年も暖かいな~と思っていたら、やっぱり普通に寒くなってきましたね。
今年も公私ともにいろいろありましたが、何とかSurvivalできているようなので、この後のクリスマス~年末年始をゆっくり過ごそうと思います。
さて、今年の1年を振り返ると、やっぱり一番印象に残っているのはVampire Weekendの「Father of The Bride」ですね。
思い返せば昨年はDirty Projectorsだったので、兄弟のようなグループで連続というのもいかがかなぁと思いましたが、良かったものは仕方ありません。
ちなみにこのアルバムジャケット、写真のものは日本国内版で地球儀がアジアを中心にしてありますが、本国版は大西洋が中心になっています。なんだか、ちょっと嬉しいような。
ワタクシにとってのVampire Weekendは、2枚目の「Contra」から聴き始めたのですが、カッコいいけど実験色が強すぎるかな~という印象でした。
テクニカルなポップ自体は好きなので、買い続けてきたわけですが、今回のアルバムに関しては、文句のつけようのないくらいど真ん中に刺さってきました。
タイトルが「花嫁の父親」ですから、娘3人の父としては過剰に反応してしまうのかもしれません笑。ただしVampire Weekendですので、幸せな結婚ではないようなのは言わずもがなのようです。
難解な歌詞は相変わらずですし、幾分パーソナルでエモーショナルな要素が強いものの、冒頭のHold You Nowでは映画Thin Red Lineの挿入歌の歌声サンプリングが挟まれるなど、解き明かせそうにもないような仕掛けも含まれていたりします(何故Thin Red Lineなのか?)。
ただし、あまりにこれらが絶妙で美しいので、完全に降伏です。
全部で21曲ありますが、捨て曲はほとんどありません。完璧なアンサンブルと美しいハーモニー、ギミックは控えめですが、説得力のあるカッティングとリフ。
我が家では、ドライブの最中に子供用にDVDを見せたりアニメの曲をかけたりせず、ワタクシのIphoneの曲をずっとかけていますが、さすがに覚えて皆歌っていました笑。そのぐらいキャッチーです。
さて、明日はクリスマスです。お父さんはケーキ買って帰らなくちゃ。
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