今年の一枚2016
今年の冬は暖かですね。寒くなるのを忘れてしまったかのようです。
こんばんは、サッシーです。
今年もまた1枚を選ぶ時期になったのですが、今年は去年に増して世界では混沌が深まってきたように感じます。
子供たちの生きていく未来のことを考えると不安ばかりが先立ってしまいますね~ふぅ~
とはいえ、今年は何といってもクルマ
を買い替えた年でもあります。

ワタシにとってクルマを買い替える時は、新しい生活のようなイメージが醸成されてきて、勝手に盛り上がってきている時でもあります。
クルマ好き以外の人には分かりづらいかもしれませんが、新しいクルマ=「違う何かになれる」気がする的なオルタナティブだったりします。
実際にワタシの気持ちの中では、納車の日を境に「ピカソのある生活」というモードに明確に変わっているのを感じます。
まぁ、ヴィークル=入れ物、メディアという意味だったりもするので、ある意味納得でもありますが。
そんなわけで、納車の日以来、ピカソ車内でずっと演奏され続けている、BastilleのWild Worldが今年の一枚です。
ホームページだとバスティルってなってますが、個人的にはバスティーユのほうがしっくり来るような気がします。
このアルバムが2枚目になるイギリスのバンドで、前作のBad Bloodもよかったですが、このアルバムも素晴らしい出来です
。

何か刺さってきたり、パワーがすごいということはなくて、言ってみれば毒にも薬にもならない音楽ではありますが、それでいて気づいたら口ずさんでいるという、良質なポップスでもあります。
ピカソのルーミーな室内に繰り返し流れては、「いいねぇ」とひとりごちているといったところです。
こんな風に生活の楽しさというものが、クルマという物質的なものに依存しているということが、現代の感覚からすると「どうなの?」といわれる面もあるのかもしれませんが、たとえそうだとしても、みんなで出かける楽しさが倍増するのだとしたら、得難いことだと思っていたりします

なーんて長々と書いてしまいましたが、週末はクリスマスですね。
今年も無事に過ごせたことに感謝しつつ、今年の一枚でした。
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